にっぽんれきしスクロール
下にスクロールすると、過去です。1年もズルせず同じ縮尺なので、江戸時代の長さも、縄文時代の果てしなさも、指の疲れでわかります。縄文のはじまりまで、約1万6千年ぶんどうぞ。
- ⏱ 3〜10分
- 📏 1年=2ピクセル
- 📱 スマホ向け
- 🆓 無料・登録不要
🕰 ここは現在
下へスクロール=過去へ ↓
スマホもネットも昭和も、教科書の後半ぜんぶが最初のひとスクロールで通り過ぎます
遊び方
- 👇 スクロール下へ進むほど過去です。上のメーターに「いま何年・何時代か」が出て、時代が変わるとラベルが跳ねます。
- ✋ 止まる自分や家族の生まれ年で寄り道を。30年がちょうど60ピクセル、だいたい指先ひとつぶんです。
- 🏁 底まで約3万2千ピクセル先に「縄文時代のはじまり」。着いたら到達をシェアできます。
いちばん昔までさかのぼった記録は「自己最古」としてメーターに残ります。
つくりの話
1年もズルしない縮尺
時間を図にするとき、近現代を広く、古代を狭くする対数目盛を使うのがふつうです。情報の多い時代も少ない時代も「ちょうどよく」収まるからです。このページではそれをやっていません。ちょうどよくないこと自体が見せたいものだからです。
縮尺は1年=2ピクセル、例外なし。明治維新のカードはページの上から466ピクセル、縄文時代のはじまりは32,202ピクセルの位置にあります。比率を一か所でもいじれば、「江戸って長い」「縄文は桁違い」という指の感覚が嘘になります。スクロールの疲れはバグではなく仕様です。
形式は、海外で話題になった深海スクロール「The Deep Sea」の文法を時間に移したものです。先に作ったにっぽん深海スクロールの骨組み(位置の決まったカード、上に張り付くメーター、通過で現れる演出、到達シェア)をそのまま使い、座標の式とデータとメーターの単位だけを差し替えています。
時代ごとの長さ
背景の色は、令和の紙の白から縄文の土色まで時代ごとに少しずつ濃くなります。色帯の太さがそのまま時代の長さです。ページ上の長さに直すと、こうなります。
| 時代 | はじまり | 長さ | 画面上 |
|---|---|---|---|
| 令和 | 2019年 | 7年 | 14px |
| 平成 | 1989年 | 30年 | 60px |
| 昭和 | 1926年 | 63年 | 126px |
| 大正 | 1912年 | 14年 | 28px |
| 明治 | 1868年 | 44年 | 88px |
| 江戸 | 1603年 | 265年 | 530px |
| 安土桃山 | 1573年 | 30年 | 60px |
| 室町 | 1336年 | 237年 | 474px |
| 鎌倉 | 1185年 | 151年 | 302px |
| 平安 | 794年 | 391年 | 782px |
| 奈良 | 710年 | 84年 | 168px |
| 飛鳥 | 592年 | 118年 | 236px |
| 古墳 | 250年ごろ | 約340年 | 約680px |
| 弥生 | 約2,400年前ごろ | 約650年 | 約1,300px |
| 縄文 | 約1万6千年前ごろ | 約1万3,600年 | 約27,200px |
縄文だけで、令和から弥生の終わりまでを足した長さの5倍以上あります。スマホの画面1枚がおよそ700〜800ピクセルなので、縄文は画面30枚以上ぶんです。
薄すぎて何も置けない近現代
等縮尺の代償はレイアウトに来ました。明治から現在までの316ピクセルに、令和・平成・昭和・大正の境目が4本入ります。出来事カードを1枚置けば、必ずどれかの線とぶつかる。
最初の版は実際に重なりました。現代のカードが平成の境目を覆い、江戸幕府のカード(1603年)には、わずか60ピクセル下の安土桃山の線が刺さっていました。直し方は位置の調整ではなく引き算です。
- 近現代にはカードを置かない。「何も置けないほど薄い」こと自体が見どころなので、空けておくほうが正しい
- 明治・江戸・平安・奈良のように同じ年の出来事カードがある時代は、時代名の札を省く(カードが代わりに知らせる)
- それでも窮屈な安土桃山は札をあきらめ、破線だけ残す。いまの時代は上のメーターでわかる
縄文の長い空白には、1,000年ごとに「約○年前」の目盛りだけを薄く入れています。どこまで来たかはわかるように、でも空白は埋めないように。空っぽなのが縄文の長さだからです。
「諸説あり」をそのまま表示する
弥生時代のはじまりは、研究が進むにつれて大きく見直されてきた数字です。縄文のはじまりも「約1万6千年前ごろ」としか言えません。こうした年を言い切ると、遊びのページでも誤った知識を広めてしまいます。
そこで、目安でしかない出来事には年に「ごろ」を付け、弥生と縄文のカードには「諸説あり」「研究とともに動いています」と書きました。一方、645年の大化の改新のように年がはっきりしているものは言い切ります。全部をぼかすのではなく、確かさの差をそのまま表示に写しています。
数字の出し方も同じ考えです。紀元前は「約8,317年前」と出すこともできますが、境目が諸説ある時代に1年単位の数字は細かすぎるので、100年単位に丸めています。
メーターは画面のやや上で測る
上のメーターの「いま何年か」は、画面の上端ではなく、上から45%の高さで測っています。人が見ているのは画面の真ん中あたりなので、上端で測ると、目の前に卑弥呼のカードがあるのにメーターは飛鳥時代を指す、というずれが起きるからです。
一気に飛ばしてもカードが出る
カードは通り過ぎるとふわっと現れます。こういう演出は「画面に入った瞬間」を知らせる仕組みで作るのが定番ですが、それだと一度の大きなスクロールで画面の外から外へ飛び越えたカードを取りこぼすことがあります。同じ形式のにっぽん深海スクロールで、底のゴールが現れないことがあったのがきっかけです。このページでは、スクロールのたびに「まだ見せていないカードのうち、もう通り過ぎたもの」を全部拾い直しているので、最下部まで一瞬で飛んでも縄文のはじまりはちゃんと現れます。動きを減らす設定の端末では、最初から全部表示しています。
自己最古は「何年さかのぼったか」で持つ
記録は西暦ではなく「さかのぼった年数」で保存しています。西暦だと紀元前がマイナスになり、「昔ほど小さい数」になってしまうからです。年数なら大きいほど昔で、そのまま比べられます。スクロールは1秒に何十回も起きるので、保存は動きが止まって0.4秒たってからにしています。
楽しみ方
- 自分の生まれ年で止まる:そこから指1本ぶん(約60ピクセル)下が親の世代、もう1本で祖父母の世代。その少し下にはもう戦前があります。
- 家族と見る:おじいちゃんやおばあちゃんの生まれ年で止まって「ここから上、全部見てきたの?」と聞くと、教科書のカードが思い出話に変わります。
- 江戸の長さを測る:江戸幕府のカードから明治維新まで、何回スワイプしたか数えてみてください。同じ回数で、その下の縄文はほとんど進みません。
- 縄文の底を目指す:「まだ縄文時代です」「まだまだ」「それでも」とカードに励まされながら、最深部まで。着いたら到達をシェアできます。
- 続けて遊ぶ:年号に自信がついたら年表ならべで腕試し。海の深さを同じ形式でたどるならにっぽん深海スクロール。
よくある質問
近現代が短すぎませんか?
短く見えるのは実際に短いからです。最初から最後まで1年=2ピクセルの同じ縮尺で、明治維新から現在までの158年は約316ピクセルしかありません。途中で縮尺を変える演出はしていません。
弥生や縄文のはじまりの年は確かですか?
確定していません。弥生・古墳・縄文の境目は「ごろ」「諸説あり」と書いた目安で、研究とともに動いている数字です。大昔の年は「約8,000年前」のように100年単位に丸めて表示しています。
記録はどこに保存されますか?
いちばん昔までさかのぼった記録は、お使いのブラウザの中(localStorage)にだけ保存されます。サーバーには何も送りません。
音は出ますか?
基本は無音です。最深部の「縄文時代のはじまり」に初めて着いたときだけ短いファンファーレを鳴らしますが、ブラウザはタップ前の音を止めることが多く、スクロールだけでは鳴らない端末もあります。
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