ジュッとはんだ
パッドにこて先を当てると「ジュッ」とはんだが溶けて、銀色の富士山フィレットが育つ。ちょうどで離すと◎、長すぎるとコゲ。全部付けたら通電テストでLED点灯!
- 🔧 基板3種
- 🔊 音あり
- 📱 指でもマウスでも
- 🆓 無料・登録不要
パッドに当てて、ジュッ→ちょうどで離す!
遊び方
- 👆 当てる銅色のパッドに触れると、こて先が現れて加熱開始。リングのオレンジが満ちると「ジュッ」とはんだが溶けます。
- 👀 見きわめる溶けるとリングに緑のゾーンが出て、白い針が進みます。針が琥珀色になったら遅れ気味、赤はコゲる寸前。
- ✋ 離す指を離すか、パッドの外へずらした瞬間に判定。緑ゾーンで離せば◎です。
全パッドを付けきると通電テスト。下のボタンで基板を選べて、結果から「次の基板へ」「もう1回」「画像でシェア」。
判定一覧 — 全6種
パッドの判定は、溶けてからどれだけ流したかで決まります。◎は満点、○は半分として品質%に数え、いも・コゲ・ブリッジは0点です。
◎満点
緑ゾーンで離した、凹んだ裾野の富士山フィレット。続けるほど効果音の音程が上がり、3連続から「職人の手つき!」と出ます。
○半分
緑ゾーンの少し手前か、少し過ぎてから離したとき。形はきれいでも、光り方が一段鈍くなります。
いもはんだ0点
溶けたものの、流し足りないうちに離した状態。裾野が凹まず、鈍い銀色の丸い粒になります。
コゲ0点
当てすぎ。離すのが遅れても、離さずに当て続けても焦げ茶の塊になり、パッドのまわりも焼けます。
未接続やり直し可
溶けてすぐ離した、またはまだ溶けていなかったとき。これだけは判定が確定せず、同じパッドにもう一度当てられます。
ブリッジ×0点
細ピッチのパッドで粘りすぎ、隣のパッドまで溶けてつながった状態。2つまとめて失敗になります。
つくりの話
むずかしいのは、離すほう
操作は「当てる」と「離す」だけです。当てるのは誰にでもできるので、腕前が出るのは離すタイミングに絞りました。実物のはんだ付けも、「もうちょっと流したい」と「もうコゲる」のあいだの一瞬がすべてです。
時間に直すと、普通のパッドは0.5秒当てると溶け始めます。そこから約0.6秒で緑ゾーンに入り、ゾーンの幅は約0.28秒。溶けてから1.2秒ほど当て続けると、離さなくても自動でコゲます。リズムゲームの判定よりだいぶ甘めですが、「熱がたまるのを待つ→ジュッを聴く→離す」と工程が3つあるので、ちょうどいい緊張感になります。
離すのが早すぎた「未接続」だけはやり直せるようにしました。初手の空振りで盤面が汚れると、練習する気がなくなるからです。
パッドの性格は、数字ひとつ
各パッドが持っているのは「熱」の値ひとつだけです。触れているあいだは上がり、離すと下がる。しきい値を超えると溶けて、フィレットが育ち始めます。
GNDベタにつながったパッドの「熱が逃げてなかなか溶けない」感じは、熱の伝わり方を計算して出しているわけではありません。溶けるまでの時間を0.5秒から1.25秒に延ばしただけです。それでも遊ぶと「ベタに吸われてる」と感じます。銅箔が広がった見た目と、こて先が乗った瞬間に出るヒント(「GNDベタ!熱が逃げるからじっくり当てる」)が、その感覚を補っています。
細ピッチのパッドは、溶けているあいだ隣のパッドにも熱が漏れます。隣が溶けきるとブリッジです。溶けてからおよそ1秒で隣が溶けるので、緑ゾーンを過ぎて粘ると、コゲより先にブリッジになります。
ブリッジが一度も起きなかった
作っている途中、細ピッチでどれだけ粘ってもブリッジが起きない時期がありました。隣へ漏れる熱は毎秒1.0。ところが同じ瞬間に、隣のパッドは「触れていないパッド」として毎秒1.7ずつ冷えていました。差し引きで毎秒0.7ずつ冷えるので、隣はいつまでも温まりません。
原因は、温める処理と冷ます処理を別々の場所に書いていたことです。冷める速さは、離したらすぐ冷めてほしいという手ざわりの都合で後から上げた値で、その時点でブリッジは静かに消えていました。いまは、熱が漏れてきている隣のパッドだけ、その間は冷えないようにしています。
良いはんだは富士山の形
はんだ付けでは、裾野が内側に凹んだ富士山型が良い接合、丸く盛り上がった粒がいもはんだ、と言われます。この見分け方を、そのまま描き分けに使いました。◎と○は凹んだ裾野の山、いもは鈍い銀色の丸い粒、コゲは同じ粒を焦げ茶で。部品の足を通すスルーホールのパッドは高く盛り上がり、表面に乗せるSMDのパッドは低く乗ります。
溶けているあいだは表面のハイライトが揺れ、パッドのまわりのオレンジの光が、溶けた瞬間に黄色寄りに変わります。リングを見ていなくても、色で「もう溶けた」がわかります。
音が過熱警報になる
「ジュッ」は、雑音のこもり具合を一気に変えて作った音です。溶けているあいだは、じゅわじゅわというシズル音が鳴り続け、熱が深くなるほど大きくなります。耳だけで「そろそろ危ない」とわかるので、慣れると目はフィレット、耳は警報、という分担になります。溶けているあいだは、接合部からフラックスの白い煙も立ちのぼります。
こて先は指の少し上
スマホで指の真下にこて先を置くと、いちばん見たいフィレットが指で隠れます。そこでタッチ操作のときだけ、こて先を指より少し上(画面の短い辺の8%ぶん)に出し、当たりもそこで取っています。マウスではカーソルがそのままこて先です。
細ピッチのパッドは見た目が小さくても、当たりは直径48px以上あります。狙ったのに外れた、が一度でも起きると没入が切れるので、見た目と当たりの大きさは別にしています。
ごほうびは数字より点灯
全パッドの判定が出そろうと、少しためてから通電テストが始まります。ファンファーレと一緒に基板全体が一瞬白く光り、LEDが点きます。結果のカードが出るのは、その1.6秒あと。数字より先に、自分が付けた基板が動くところを見せる順番にしています。
LEDの光り方は基板ごとに違います。
| 基板 | パッド数 | クセ | LED |
|---|---|---|---|
| LEDフラッシャー | 10 | 普通のパッドのみ | 赤と黄が交互に点滅 |
| ラジオ | 16 | GNDベタ2つ・細ピッチ4つ | 緑のランプが点滅 |
| ロボ基板 | 22 | GNDベタ3つ・細ピッチ6つ | 青い両目がゆらゆら明滅 |
品質が100%なら「神はんだ」、90%以上「はんだマイスター」、70%以上「いい腕してる」、50%以上「見習い工」、それ未満は「練習あるのみ」です。シェア用の画像は、点滅の消えている瞬間を写さないよう、LEDを全部点けた状態で作っています。
楽しみ方
- 耳で離す:リングを見ずに、シズル音の大きくなり方だけで離してみる。慣れると◎が続きます。
- GNDベタは焦らない:普通のパッドの2.5倍かかるので、溶けるまでは待つだけ。溶けてからの流れる速さは同じです。
- 細ピッチは早めに切り上げる:緑ゾーンに入ったらすぐ離すくらいがちょうどいい。粘るとコゲより先にブリッジが来ます。
- 3基板コンプ:通電させた基板にはボタンに ✔ が付き、3枚そろうと結果に「全3基板コンプ!」と出ます。
- タイムも見る:結果には最初に触れてから付けきるまでの秒数も出ます。品質100%のまま速さを詰めるのが上級者の遊び方です。
よくある質問
音が出ません
音はブラウザの中で合成していて、最初に基板に触れたときに鳴り始めます。iPhone は本体の消音(マナーモード)がオンだと Web ページの音も鳴らないことがあります。
記録はどこに保存されますか?
ベスト品質と、通電させた基板(ボタンの ✔)は、お使いのブラウザの中だけに保存されます。サーバーには何も送りません。
シェアするとどうなりますか?
対応する端末では、LEDが点いた完成基板に品質%の帯を重ねた画像を共有メニューで送れます。画像を共有できないブラウザでは、結果の文章だけを共有するか、コピーします。
実在の基板や工具ですか?
いいえ。基板・部品・こて・煙はすべてこの画面の中だけの演出で、実在の製品やメーカーとは関係ありません。
公開 最終更新