エレベーターのなかのひと
きょうから君がエレベーター。指を上下に動かすと、そのままカゴが動く。乗せて、はこんで、おろすだけ——なのに急ぐと酔われ、のんびりすると階段で帰られる。60秒、何人はこべる?
- ⏱ 60秒
- 🏢 5階建て・定員4人
- 🔊 音あり
- 🆓 無料・登録不要
上下にドラッグでカゴが動く。階の高さで止めると扉がひらくよ。
遊び方
- 👆 上下にドラッグ画面のどこを触っても、指を動かした分だけカゴがそのまま動きます。指をはなせばその場で止まります。最初に触れた瞬間から60秒が始まります。
- ✋ 階で止める階の高さに合わせて指を止めると扉がひらきます。止まる位置の帯が黄色なら「まだ動いてる」、緑なら「ひらく」。おりる人が先、そのあと待っている人が乗ってきます。
- 🐢 ほどよく急ぐ飛ばすと乗っている人が酔って★が減り、のんびりすると待っている人が階段で帰ります。
カゴの中の人の頭上に行き先の階、屋根に「いまの★」と乗車人数。終わったら結果をシェア、📸 で結果カードを保存。
★のつきかた
おりた人は、乗っている間の揺れに応じて★1〜5をつけます。★の数の2倍がそのまま得点です。揺れは「1秒に2.2階」より速く動いた分だけたまり、乗っている全員に同じだけかかります。
★510点
まったく揺らさず届けた、神対応。2.2階/秒以下で運べば、どれだけ遠くても★5のままです。
★48点
ちょっと急いだけど許容範囲。
★36点
まあまあ揺れた。3階ぶんを1秒に5階の速さで駆け抜けると、ちょうどこのあたりです。
★24点
けっこう酔った。
★12点
絶叫マシン。二度と乗らない。
つくりの話
きょうから君がエレベーター
自動改札になる、蚊になる、と続けてきた「あっち側になる」シリーズの一本です。エレベーターは乗る側からは「遅い」としか思わないものですが、運ぶ側に回ると、急げば客が酔い、のんびりすれば客が帰る、という板ばさみになります。反射神経はいりません。指がやっているのは、運ぶことと順番を決めることだけです。
カゴは指にワープしない
画面に触れた瞬間、カゴと指の位置の差を覚えておき、あとは指が動いた分だけカゴを動かします。どこを触ってもカゴが指の下に飛んでこないので、親指の届きやすい場所で操作できます。ボタンは1つもなく、扉が開いている間もドラッグすればそのまま発車できます。乗り降りの途中で動かせば扉は閉まり、残った人は乗れません。現実でよくある「閉められた」です。
速さは「1秒に何階」で測る
速さはすべてピクセルではなく「1秒に何階ぶん動いたか」で計算しています。小さなスマホでも大きな画面でも、同じ指の動かし方で同じ結果になります。
揺れは、1秒に2.2階より速く動いた区間で、その区間の長さに応じて加算します。この数え方には面白い性質があって、どんなに速く飛ばしても、たまる揺れは移動した階数を超えません。1階だけ乗る人なら、まっすぐ運ぶ限り最悪でも★3。遠くへ運ぶほど速さの影響が大きくなります。長距離の客ほど丁寧に、が式から自然に出てきます。
指の速さは「イベントの時刻」から
開発中、実際のマウス操作で3階ぶんを1.5秒かけて(1秒に2階、快適な範囲)ゆっくり運んだのに、★1がつく不具合がありました。触れた直後に届く最初の動きの記録は、前の記録との時間差がほぼ0なので、計算上は1秒に60階という猛スピードになります。その値が次の記録までの間ずっと揺れとして加算され続けていたのが原因でした。
いまは揺れを区間ごとの距離で課金し、1回の時間差には4ミリ秒の下限を置いています。扉の開閉に使う速さは直近70ミリ秒の平均で見ているので、1つの外れ値で扉が閉じたままになることもありません。ゆっくり運べば★5、振り回せば★1と、きちんと分かれるようになりました。
ちょうどいい速さは真ん中にある
一定の速さで、いちばん近い用のある階へ向かうボットに60秒遊ばせて、速さごとの平均点を測りました。
| 速さ(階/秒) | 得点 | 配達 | 階段で帰った人 | 平均★ |
|---|---|---|---|---|
| 1.2 | 340 | 37.6 | 12.3 | 5.00 |
| 2.2 | 474 | 48.7 | 4.3 | 5.00 |
| 3.5 | 350 | 54.4 | 1.3 | 3.26 |
| 6 | 316 | 57.5 | 0.0 | 2.75 |
| 12 | 260 | 60.8 | 0.0 | 2.14 |
遅すぎても速すぎても損をして、山は2.2階/秒の上にあります。速さは最適のまま、行き先をでたらめに選ぶボットは396点でした。速さと順番の決め方は別々の腕前で、どちらも点に効きます。称号は、この最適なボットの474点から逆算して、最上位の「ビルの主」を約3分の2の320点に置いています。
最初の版では、最適なボットが1,205点も取れて、待ち行列の圧力がほとんどありませんでした。客が来る間隔を詰め、がまんを12秒から10秒に、★5の点を30点から10点に直して、いまのバランスになっています。
1日の流れ
60秒の間に客の流れが3回変わります。
- 朝のラッシュ(最初の22秒):ほとんどの人が1階から上の階へ
- お昼どき(22〜42秒):乗る階も行き先もばらばら。客が来る間隔も短くなる
- 帰りのラッシュ(最後の18秒):上の階から1階へおりたい人が中心。客の来る間隔はいちばん短い
同じ上下の動きでも、時間帯ごとに組み立てる順番が変わるので、単調にはなりにくくなっています。
見えないルールを画面に出す
机の上では成り立っていたルールが、画面では伝わっていませんでした。止まれる範囲は目に見えないので、帯にして色で示しています。カゴが帯に入ると帯は車体に隠れるので、カゴの周りにも同じ色の光をつけました。「速いと酔う」も結果を見るまでわからなかったので、屋根に今の★を出し、★が1つ減った瞬間に膨らませて小さく振動させます。快適な速さを超えるとカゴのまわりに流れる線が出て、さらに飛ばすと線が赤くなります。
楽しみ方
- 2.2階/秒の感覚をつかむ:流れる線が出ないぎりぎりの速さが、いちばん効率のいい速さです。
- 途中で拾う:おろしに行く途中の階で待っている人を拾うと、往復が減ります。
- ゲージが赤い人を優先:遠い階でも、がまんが切れそうな人から迎えに行くと−3点を防げます。
- 時間帯を読む:朝は1階に戻ってまとめて乗せ、帰りは上の階で拾って1階へ、が基本の形です。
- 称号を上げる:90点で「新人オペレーター」、165点で「ベテラン運転士」、240点で「伝説のエレベーターガール」、320点で「ビルの主」。
- 本物では静かに待つ:ビルも乗客も音も画面の中だけの演出です。実際のエレベーターは、ボタンを押して静かに待つのがいちばん速く着きます。
よくある質問
扉がひらきません
カゴが階の高さの近く(1階ぶんの高さの3割以内)にあって、しかもほぼ止まっているときだけひらきます。帯が緑になるまで指を止めてください。乗り降りする人がいない階では、止まってもチャイムは鳴りません。
待っている人が帰ってしまいました
待っている人のがまんは10秒で、足元のゲージが緑→オレンジと減り、赤く点滅しだしたら残り3.5秒ほどです。切れると「階段でいくわ」と帰り、3点マイナスになります。各階のロビーに並べるのは3人までです。
下に行きたい人が、上りのカゴに乗ってきます
仕様です。このゲームでは行き先の向きに関係なく、空きがあれば誰でも乗ってきます。制限は定員4人だけです。
記録は保存されますか?
自己ベストの点数だけが、お使いのブラウザの中に保存されます。サーバーには何も送りません。プレイ中の「やりなおす」は、得点を捨てないよう2回押しでリセットになります。
公開 最終更新