反応拡散パターン
2つの化学物質がせめぎ合い、斑点・しま・迷路・さんごが“ひとりでに”育っていく。指でなぞると模様が花開く、海外で愛される生成アートのトイ。
- ⏱ 好きなだけ
- 🔇 音なし
- 🧪 模様6種+ランダム
- 🆓 無料・登録不要
このブラウザは反応拡散シミュレーション(WebGL2)に対応していません。
最新の Chrome / Safari / Edge でお試しください。
遊び方
- ☝️ なぞる暗いキャンバスを指かマウスでなぞると、その線に沿って種がまかれ、模様がじわじわ育ち始めます。何本指でも同時に描けます。
- 🔘 模様を選ぶスポット・しま模様・迷路・さんご・分裂・波のボタンで、模様の性格が切り替わります。いまの模様は消えずに、そのまま形を変えていきます。
- 🎲 ランダム反応の設定をくじ引きで決めます。名前の付いていない模様に出会えるのはここだけです。
🌱 種をまくで種を追加、🧹 クリアでまっさらに、⏸ で一時停止、🎨 で色を3種から切り替え、📸 で画像を保存、📤 でシェア。
模様プリセット — 全6種
どのプリセットも、計算式は同じです。変えているのは「供給率」と「除去率」という2つの数字だけ(タグの F と k)。数字がわずかに違うだけで、まったく別の模様に育ちます。
スポットF 0.0367 / k 0.0649
丸い点がばらばらに散らばる模様。最初に開いたときはこの設定から始まります。
しま模様F 0.0220 / k 0.0510
細長い線がうねりながら伸びていく模様。
迷路F 0.0290 / k 0.0570
線どうしが詰まって、迷路のように画面を埋めていく模様。
さんごF 0.0545 / k 0.0620
枝分かれしながら外へ外へと伸びる、さんごのような成長。6種の中で供給率がいちばん高い設定です。
分裂F 0.0367 / k 0.0588
細胞が分かれるように、点がふくらんでは二つに割れていく模様。供給率はスポットと同じで、除去率だけが違います。
波F 0.0140 / k 0.0450
模様が止まらずに、波のように動き続ける設定。供給率・除去率ともに6種の中でいちばん低い値です。
つくりの話
2つの物質の、追いかけっこ
画面の上には、目に見えない2種類の物質が満ちています。仮に U と V と呼ぶと、U は全体にたっぷりあって、V は種をまいた場所にだけあります。V は U を取り込んで自分を増やし、U は外から少しずつ補給され、V は少しずつ取り除かれる。そして U は V の2倍の速さで周りに広がる。決まりはこれだけです。
この追いかけっこを、画面のマス目ひとつひとつで同時に計算すると、模様がひとりでに浮かび上がります。「グレイ=スコット反応拡散」と呼ばれるしくみで、色が明るいところほど V が多い場所です。
広がりながら反応する物質が生き物の模様を作りうることは、1952年に数学者のアラン・チューリングが示しました。いまでは、こうしてひとりでに現れる模様をまとめて「チューリング・パターン」と呼びます。
模様の違いは、2つの数字の違い
プリセットボタンが変えているのは、U の補給の速さ(供給率)と V の取り除かれる速さ(除去率)の2つだけです。スポットと分裂は供給率が同じで、除去率が 0.0649 と 0.0588 と少し違うだけなのに、育つ模様はまるで別物になります。
切り替えても画面は消さず、いまある模様を新しい設定で育て続けます。点の模様がしまに崩れていく途中の姿は、切り替えたときにしか見られません。切り替えのたびに種を2つ足しているので、ほとんど何もない画面でも何かが育ち始めます。
🎲 ランダムは、模様が出やすい範囲(供給率 0.012〜0.062、除去率 0.045〜0.070)の中から数字を選びます。範囲の中でも組み合わせによっては、模様がほとんど育たずに消えていくこともあります。
計算はグラフィックの回路で
マス目の数は、短い辺で220マス。画面に表示するたびに、この全マスの計算を14回まとめて進めています。これを毎回、スマホのグラフィック用の回路に一斉に計算させているので、指でなぞった跡がその場で育っていきます。表示は計算用のマス目をなめらかに引き伸ばしたものです。
画面の端は、反対側の端とつながっています。右端からはみ出した模様は左端から続くので、模様が端で詰まったり、壁に押しつけられたりしません。
動きを減らす設定への配慮
端末で「視差効果を減らす」などの動きを減らす設定がオンになっていると、1回あたりの計算を14回から5回に減らし、表示の更新もゆっくりにします。模様が勢いよく動き回るのではなく、静かに落ち着いていくように見えます。
楽しみ方
- 文字を書く:スポットやしま模様のまま名前をなぞると、書いた線がそのまま模様に育っていきます。形が残っているうちに 📸 で保存。
- 途中で切り替える:スポットで育ててから迷路やさんごに切り替えると、模様が形を変えていく途中が見られます。
- 一時停止して描く:⏸ で止めてから線を描き、再開すると、描いた形から一斉に育ち始めます。
- 色を変えて保存:ネオン・さんご・オーロラの3色で、同じ模様でも印象が変わります。壁紙にするなら色を選んでから。
- ランダムで探検:名前の付いていない模様を見つけたら、それは自分だけの1枚です。
よくある質問
何も表示されません
WebGL2 と、小数を扱える描画バッファが使えるブラウザが必要です。対応していないときはキャンバスの位置に案内が出ます。最新の Chrome・Safari・Edge で開いてみてください。
画面を回転したら模様が消えました
キャンバスの大きさが変わると、計算用のマス目を作り直すため、模様は新しい種からやり直しになります。気に入った模様は回転する前に 📸 で保存してください。
保存した画像はどこに入りますか?
📸 を押すと、いまのキャンバスが PNG 画像としてダウンロードされます。保存先はお使いのブラウザのダウンロード先で、右下に小さく「#ぽちトイ」の文字が入ります。
データは送られますか?
計算はすべてお使いの端末の中で行っています。最後に選んだプリセットと色だけをブラウザに覚えさせていて、サーバーには何も送りません。
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