フェロフルイド
指を近づけると、黒く濡れた磁性流体(フェロフルイド)がトゲの王冠になって逆立つ。海外でバズった「磁石で操る液体金属」を、ブラウザで艶やかに再現。
- 🧲 磁力は0〜100
- 🔊 音あり
- 📱 指でもマウスでも
- 🆓 無料・登録不要
このブラウザはキャンバス描画に対応していません。
最新の Chrome / Safari / Edge でお試しください。
遊び方
- ☝️ 押さえる・なぞる指が磁石になります。黒い液だまりが指めがけて伸び上がり、指の下にトゲの王冠が立ちます。なぞるとトゲの束がついてきます。
- ✋ 離すトゲは1秒ほどで溶けて、液はまん中の丸い液だまりへゆっくり戻ります。
- 🎚 磁力の強さ強くするほど液を引く力が増え、王冠のトゲの本数も増えます(およそ8本から20本)。
💧 しずく追加で液を増やし、リセットで元の5つの玉に。色味の切り替え、📸 画像保存、シェアもできます。
色味 — 全3種
「色味」ボタンで、液体の地の色と光り方を切り替えられます。選んだ色味はブラウザに保存されます。
黒
いちばん本物の磁性流体に近い、墨のような黒。白いハイライトと、青みがかった空の映り込みが乗ります。
濃紺
地が深い紺色になり、ハイライトも淡い水色に。冷たい金属のような見た目です。
赤金
赤茶の地に、金色がかった暖かいハイライト。溶けた銅のような雰囲気になります。
つくりの話
本物の現象「ローゼンスヴァイク不安定性」
フェロフルイド(磁性流体)は、ごく細かい磁性の粒を液体に混ぜたものです。磁石を下から近づけて磁場がある強さを超えると、平らだった液面がいっせいにトゲの並んだ形に盛り上がります。この現象はローゼンスヴァイク不安定性と呼ばれています。
このおもちゃは、その見た目と手ざわりを画面の中で再現したものです。磁場の計算はしていません。代わりに「液だまりが指に引き寄せられる」「指の下に細いトゲが集まる」「離すと溶けて戻る」という3つのふるまいを作り込んでいます。
液体は、くっつく光の玉でできている
液だまりは、目に見えない数個の玉の集まりです。それぞれの玉は、まわりに「近いほど強い影響」を広げていて、その影響を全部足し合わせた値が一定を超える場所を液体として塗っています。CG で「メタボール」と呼ばれる方法です。
この方法のよいところは、玉どうしが近づくと境目なしにぬるっとつながり、離れるとくびれてちぎれることです。液体らしさの大半はこれだけで出ます。最初は5つの玉で、「しずく追加」で最大9つまで増やせます。9つに達したあとに押すと、玉を増やす代わりに既存の玉をひとつ揺らします。
トゲは、細い粒を指の下に集めて作る
指で押さえると、指のまわりに細い粒が輪のように生まれ、指へ強く引き寄せられます。この粒は、ふつうの玉よりも影響が距離とともにずっと急に弱まるようにしてあるので、集まると丸いこぶではなく、細く尖った山になります。粒の動きにはわずかなゆらぎを足していて、山がひとかたまりにならず、1本1本のトゲに分かれます。
液面の輪郭を周期的に波打たせてトゲに見せる方法もありますが、細い粒を指の下に集めるほうが、ずっと本物のトゲらしく見えました。押さえている間は粒が足りなくなると自動で補充されるので、なぞり続けても王冠が崩れません。
指を離すと、粒は液だまりの中心へ漂いながら薄れていき、1秒ほどで溶けて消えます。
液だまりのふるまい
液だまりの玉には、いくつかの力が同時にかかっています。
- まん中へ戻る力:表面張力のかわり。指を離すと丸い液だまりにまとまり直します
- 指に引かれる力:距離に反比例する強さにしてあります。距離の2乗にすると、遠い玉はほとんど動かず、指の真下では力が強くなりすぎて暴れるからです
- 玉どうしが軽く押し合う力:これがないと全部の玉が一点に重なって、液だまりが小さな点になってしまいます
- ゆらぎ:何もしなくても玉が少しずつ揺れて、液面が生きているように見えます。端末で動きを減らす設定がオンのときは止めています
舞台の上から2割ほどのところに見えない天井があり、液だまりはそこより上には吸い上げられません。指を高い位置に置くと、液だまりから離れたところにトゲだけが立ちます。
濡れた金属に見せる陰影
黒い液体を黒い背景に描くと、形がまったく見えません。立体に見せているのは光の当て方です。影響の値の傾きから液面の向きを求め、それに対して次の光を重ねています。
- 左上からの主光による、小さく鋭い白いハイライト
- 右上からの青みがかった補助光と、広くやわらかい照り
- 上を向いた面にだけ映る「空」の映り込み
- 縁の、斜めから見える部分に出る冷たい色の輪郭光
地の色はほとんど黒のままにして、光だけで形を見せているので、濡れた金属のような艶が出ます。この陰影は画素ごとに計算していて重いため、画面の3分の1の解像度で計算してからなめらかに拡大しています。拡大でにじむことが、かえって液体のやわらかさに合っています。
はじめての人へのひと押し
初めて開いたときだけ、0.7秒後にまん中で一度だけトゲの王冠が立ち、すぐ溶けて戻ります。触る前に「触るとこうなる」を見せるためです。2回目以降や、動きを減らす設定の端末では出しません。
タップの音は磁力の強さで高さが変わり、強いほど高く鳴ります。
楽しみ方
- ゆっくりなぞる:トゲの束を連れて舞台を一周させると、液だまりが伸びたりちぎれたりしながらついてきます。
- 磁力を0から上げていく:0では液だまりは指に引かれず、トゲだけが指の下に立ちます。上げるにつれて液だまりが伸び上がり、トゲの数も増えていきます。
- しずくを満タンにする:9つの玉でできた大きな液だまりは、くっついたり分かれたりする動きがいちばん複雑になります。
- 赤金で撮る:同じ形でも色味を変えると印象が大きく変わります。お気に入りの瞬間を 📸 で保存できます。
- ぼんやり眺める:触らずに置いておくと、液面がゆっくり揺れ続けます。
よくある質問
マウスだとクリックしなくてもトゲが立ちます
マウスでは、カーソルが舞台の上にあるだけで磁石として働くようにしています。クリックするとその場で王冠が一気に立ち上がり、音も鳴ります。
本物の磁力を計算していますか?
いいえ。見た目と手ざわりを再現したおもちゃで、磁場の方程式は解いていません。液だまりを指へ引き寄せる力と、指の下に集まる細い粒で、トゲの立ち方を表現しています。
音が出ません
ブラウザは最初に画面に触れるまで音を鳴らさない決まりです。舞台を一度タップしてください。iPhone は本体の消音(マナーモード)がオンだと Web ページの音も鳴らないことがあります。
設定は保存されますか? データは送られますか?
磁力の強さ、色味、最初の案内を見たかどうかの3つだけを、お使いのブラウザの中に保存しています。サーバーには何も送りません。
最終更新