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折り畳んだ紙を1スワイプで切る。開くまで、答えはわからない。江戸の紙遊び「紋切り」——きょうのお紋に、どこまで迫れる?

きょうのお紋--
いっちベスト--%
折りかず0回

折り紙を、まっすぐ1回だけ切れる。切ったら——開くよ。

お手本

✂️ 折り目のうすい線を手がかりに、開いた形を頭の中で想像してから切ろう。

遊び方

  1. 👀 見る紙はもう2〜3回折り畳まれています。うすい点線が折り目。右上のお手本と見比べて、どこを落とせばあの穴になるかを頭の中で開きます。
  2. ✂️ なぞる指かマウスでまっすぐなぞると、落ちる側が暗く透けて見えます。切れるのは直線1本だけ。線は紙の端まで伸びたものとして扱われます。
  3. ✋ 離す離した瞬間に切断。切れ端がはらりと落ちて、紙が1枚ずつ開き、お手本との一致率が出ます。

🔁「もういちど切る」で何度でも切り直し、📸 で開いた紋を保存、📤 でシェア。カードの外をタップすると紋をゆっくり眺められます。

つくりの話

江戸の「紋切り遊び」を1手に縮める

紋切り遊びは、折り畳んだ紙をハサミで切り、開いて紋様を出す江戸時代からの紙遊びです。もんきりでは、ハサミで自由に切るところを「まっすぐ1回だけ」に絞りました。入力は1スワイプしかありません。そのぶん遊びの重心は切る前の数秒、「ここを落としたら、開いたらどうなる?」と頭の中で紙を開く時間に移ります。

折る=鏡うつし、開く=像が倍々に増える

紙の数学はきれいです。折るのは折り線をまたいだ鏡うつしで、開くのはその逆。切り落とした破片は、折り目を1つ開くたびに鏡うつしのコピーが1つ増えるので、2回折りなら4個、3回折りなら8個の穴になります。画面の紋様は、この破片の多角形をそのまま増やして紙からくり抜いて描いているので、穴の輪郭はギザギザになりません。

折り方は、縦・横・2本の対角線の組み合わせから日替わりで選ばれます。どこでも好きな角度で折れるようにすると、この「倍々に増える」きれいな関係が崩れるので、数学が閉じる範囲に遊びを絞りました。

お手本は「正解の一太刀」から逆算する

それらしい紋様をランダムに作ってお手本にすると、1回の直線切りでは作れない形が平気で混ざります。届かない的は理不尽なだけです。そこで順番を逆にして、日付から折り方と正解の切り線を先に決め、それを切った結果をきょうのお紋にしています。お手本は定義どおり必ず再現できます。

ただし、ほとんど何も落ちない紋や、紙がほぼ残らない紋は見ていてつまらないので、紙の残りが45〜92%に収まるまで切り線を引き直しています。引き直しも日付から決まるので、全員が同じお手本になります。

一致率は画面を見ずに計算する

一致率は、紙を96×96のマス目に分けて、マスごとに「残ったか、落ちたか」をお手本と比べて出しています。紙の残った部分どうしの重なり具合と、穴どうしの重なり具合を両方測り、低いほうを点数にします。穴だけ、紙だけが合っていても高得点にはなりません。

描画した絵のピクセルを読んで比べなかったのは、線のにじみ方がブラウザや端末ごとに微妙に違い、同じ切り方でも点数がずれるからです。絵はなめらかな多角形、採点はマス目と、役割を分けています。

どちらが落ちるかは「紙のまんなか」で決まる

直線で紙を2つに分けたとき、どちらが切り落とされるのか。もんきりでは、開いたときの紙の中心がある側を本体として残し、反対側を落とします。持っている側が残る、という手の感覚と同じです。紙にかすりもしない線を引けば何も落ちず、無傷の紙が開くだけで、エラーにはなりません。

外れても紋に名前が付く

狙いが外れても、できた紋には必ず和名が付きます。「抜け」「乱れ」「巴」などの頭と、「桜」「雪輪」「菱」「矢羽」などの紋の名前、ときどき「くずし」「返し」「違い」の結びを、紋の形とその日の日付から決めて組み合わせます。紙がたくさん残れば「小」、大きく抜ければ「大」が頭に付きます。同じ日に同じ形を切れば同じ名前になるので、偶然の名作にも呼び名ができます。

開くまでの「間」と、音

切った直後に0.35秒ほど止まってから、紙は折った順の逆に1枚ずつ開きます。1枚あたり約0.55秒。最後の1枚の前だけ、ひと呼吸長く待たせてから、少し速くぱっと開きます。開くまで答えがわからない時間そのものを、遊びの山場にしたかったからです。

音は録音を使わず、その場で合成しています。なぞっている間は指が少し動くたびに短い「じっ」という紙の音が1粒鳴り、離した瞬間だけ長めの「しゃきん」。ためらいは小さな粒、決断は一撃です。紙が開くたびにこすれる音、紋が開ききると琴の音が一粒、御紋許のときは朱印を押す低い音が加わります。

楽しみ方

  • 切る前に、頭の中で一度開く:折り目の点線を見て、どの角が紙のまんなかに当たるかを確かめてから切ると、狙いがぐっと定まります。
  • 角度だけを少しずつ変える:一致率が80%台で止まったら、位置はそのままで角度だけを変えて切り直すと、どちらに直せばいいかが見えてきます。
  • 名前集めをする:お手本を気にせずでたらめに切って、変な形と変な名前を📸で集めるのも、もうひとつの遊び方です。
  • 同じ紙で見比べる:シェアのリンクを送ると、相手もまったく同じ折りの紙から始まります。誰がいちばん少ない回数で御紋許を取れるか、比べてみてください。

よくある質問

一致率100%は本当に出せますか?

出せます。きょうのお紋は、先に「正解の一太刀」を決めてから、それを切った結果として作っています。1回のまっすぐ切りでは作れない形がお手本に出ることはありません。90%以上で御紋許(ごもんきょ)の朱印が押されます。

お手本はいつ変わりますか?

日本時間の0時に変わります。同じ日なら誰が開いても同じ折り方・同じお手本です。シェアで送られるリンクにはその日の紙が入っているので、受け取った人は日付が変わったあとでも同じお手本に挑めます。

音が出ません

音はすべてブラウザの中で合成していて、最初に紙に触れるまでは鳴りません。iPhone は本体の消音(マナーモード)がオンだと Web ページの音も鳴らないことがあります。

記録はどこに保存されますか?

その日の「いっちベスト」は、お使いのブラウザの中だけに日付ごとに保存されます。サーバーには何も送りません。📸 で保存した画像は、ブラウザのダウンロード先に PNG で入ります。

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