天気のなかで
窓辺・車窓・電車・テント・縁側、どこから眺めるかで景色も音も変わる。雨・雪・風・晴れがゆっくり移ろい、すぐには同じ空に戻らない。仕事中も移動中も、ただ流しておくための没入トイ。
- ⏱ 流しっぱなしで
- 🔊 音あり(全部合成)
- 🎧 イヤホン推奨
- 🆓 無料・登録不要
遊び方
- ▶ タップで再生映像は開いた瞬間から動いています。ブラウザの決まりで、音は一度タップしてから鳴り始めます。
- 🔁 自動オンのままなら2〜4分ごとに視点と天気がゆっくり入れ替わります。何も触らなくて大丈夫です。
- 👆 チップを選ぶ下のパネルで視点(5か所)と天気・自然音(8種)を選ぶと、その組み合わせで固定。選んだ時点で自動はオフになります。
- 👁 サウンドのみ目のアイコンで映像を止めて音だけに。暗い画面をタップすると映像が戻ります。
🔈 音量とミュート、⛶ フルスクリーン、🔗 今の景色の共有も同じパネルから。パネルは3秒ほど触らないと消えます。
視点図鑑 — 全5か所
天気のなかでは、同じ雨でも「どこから聞くか」で音色が変わります。全部の音がいったん視点ごとのフィルタを通り、こもり具合と響きが決まるしくみです。
窓辺まどべ
窓枠と中央の桟ごしに外を見る、いちばん基本の場所。雨粒はガラスに当たる高く乾いたチッという音で、雨や雪の日はガラスが曇り、伝い落ちる雫の跡だけ曇りが拭われます。
車窓しゃそう
閉めきった車内なので、外の音は5か所でいちばんこもります。かわりに低いロードノイズとタイヤのシャーという音が常に下に敷かれ、ガラスも窓辺より曇りやすい設定です。
電車の窓でんしゃのまど
明るい車内の大きな角丸窓。0.7〜1秒ごとに床下から「ガタン・ゴトン」の二打が届き、車内は響きが多めです。
テントてんと
布の入口が三角に開いた視点。フィルタがほとんどかからない開けた音で、雨粒は布を叩く低めのパタパタになります。布に守られているので、風で雨が傾く角度は他の視点の6割です。
縁側えんがわ
軒と柱と板張りの床の向こうに庭が開けています。雨のときはときどき、軒から落ちる雫が丸い「ポン」という音で左右の端に鳴ります。
つくりの話
視点ごとに音が変わるしくみ
この没入トイは「天気を見る」より「天気を聞く場所を選ぶ」ことを軸にしています。
音は録音を一つも使わず、ブラウザの中でノイズを削って作っています。天気ごとの音はすべて一本の流れにまとめてから、視点ごとに設定したこもりフィルタと残響を通します。車窓ではおよそ1,000Hzより上がしぼられ、テントでは3,200Hzまで通るので、同じ雨でも車内は遠く、テントは近く聞こえます。
そのうえで、視点ごとに専用の音を足しています。
- 窓辺:雨粒の音を高めに、短く鋭く
- 車窓:低いロードノイズとタイヤ音を常に敷く
- 電車の窓:床下の「ガタン・ゴトン」をおよそ0.7〜1秒間隔で二打ずつ
- テント:雨粒を低く、少し長めにして布を叩く音に
- 縁側:雨粒の14%ほどを、軒から落ちる丸い「ポン」に
雨粒は一粒ずつ別の音として鳴らし、左右にばらまいています。音が左右に広がって聞こえるのはこのためで、イヤホンだといちばん効きます。
雨脚は「波を重ねて」揺らす
雨と風の強さは、周期の違うゆっくりした波を3本ずつ重ねて作っています。一定のザーッが続くと数分で耳が慣れて「止まった音」に聞こえるので、小雨と本降りのあいだを行き来させています。波の周期がそろっていないため、同じ強さの並びはすぐには繰り返しません。
この強さの値は、映像と音の両方に同じものを渡しています。本降りになると画面が少し暗くなり、同時に雨の音が厚くなります。強さが一定を超えると、低いゴロゴロという層が加わります。
稲光と遠雷
雷は雨のときだけです。雨脚が山になったときに限って光り、一度光ると次まで最短でも9秒ほど空けます。光り方には強さがあり、近い雷ほど明るく、雷鳴が早く届きます。遠い雷は閃光から1.5秒近く遅れて低く転がり、近い雷だけ「バリッ」という破裂音がつきます。閃光は一瞬あとにもう一度、弱く光ります。
端末で動きを減らす設定がオンのときは、閃光を弱く抑えています。
天気以外の音
8種のうち雨・雪・風・晴れのほかは、ずっと聞いていられる自然音です。
- 川:さらさらした中音に、ときどき「ごぼっ」という小さな水音
- 波:約13秒周期でうねり、波頭のところで泡の音が強まる
- 焚き火:低い燃焼音にパチッとはぜる音。ときどき大きめのポンが混ざる
- 虫の声:震える高い音を一匹ずつ鳴らし、重なって合唱になる。画面は月と星と蛍
- 晴れ:そよ風に、2〜4音の小鳥のさえずり。残響を多めにして遠くで鳴っているように
- 雪:こもった静かなサーッという音。何もかもが柔らかくなる感じを狙っています
- 風:低くうなる音が左右にゆっくり移動し、強まると笛のような音が混ざる。画面には落ち葉が舞います
映像は6枚の重ね絵
画面は空、雲、自然の景色、雨や雪、手前の枠(窓枠・テントの布・縁側の軒)、仕上げ(周辺を暗くする・天気ごとの色味・薄いフィルムの粒子)の6層を毎コマ重ねています。天気を切り替えると、雨が消えながら雪が現れるように、すべての層がゆっくり入れ替わります。雨や雪は遠・中・近の3段に分けて、大きさと速さの違いで奥行きを出しています。
流しっぱなしのための工夫
自動モードは、2〜4分ごとに視点と天気をランダムに選び直します。今と同じ組み合わせは選ばないので、切り替わったのに何も変わらない、ということはありません。
「サウンドのみ」にすると、絵を描く処理を止めて、音の強弱だけを0.25秒ごとに更新します。雨脚の揺らぎも自動の切り替えも雷も、音の側ではそのまま続きます。
楽しみ方
- 縁側×虫の声:夜の庭先。音量を少し下げると、作業のじゃまにならない音になります。
- 車窓×雨:こもった雨とロードノイズ。眠る前に流すと、夜の高速道路の後部座席の気分です。
- 電車の窓×雪:ガタンゴトンのリズムと静かな雪。旅の途中の気分になれます。
- テント×雨で雷待ち:テントは音がいちばん近い視点です。雨脚が強まったあとの遠雷が、いちばん近く聞こえます。
- 自動のまま放っておく:何が来るかわからない移り変わりも楽しみのうちです。
よくある質問
音が出ません
まず画面の「タップで再生」を押してください。ブラウザは操作があるまで音を鳴らしません。iPhone は本体の消音(マナーモード)がオンだと Web ページの音も鳴らないことがあります。
別のアプリやタブに切り替えると止まります
ページが見えなくなると、映像も音もいったん止める作りにしています。画面に戻ると続きから流れます。音だけを長く流したいときは、ページを表示したまま 👁 で映像を止めると負担が軽くなります。
選んだ景色は次も残りますか?
最後の視点・天気、自動のオンオフ、音量、映像を止めたかどうかを、お使いのブラウザの中に保存します。サーバーには何も送りません。
共有するとどうなりますか?
🔗 を押すと、今の視点と天気が入ったリンクを共有できます(共有に対応していない端末ではコピー)。開いた人のページは、その組み合わせから始まります。
最終更新