砂庭(枯山水)
開けば、砂はもう掃き清められている。指でなぞれば熊手の溝に陰影が落ち、タップすれば石のまわりにさざ波が巡る。乱しても、また整える——ひと撫でで心をならす、小さな庭。
- 🔊 砂の音あり
- 🌗 昼・夕・月の3色
- ⛶ 全画面OK
- 🆓 無料・登録不要
遊び方
- ☝️ なぞる指やマウスで砂の上をなぞると、熊手が溝を引きます。爪は三本・五本・七本から選べ、本数で溝の帯の幅が変わります。
- 👆 タップ触れてすぐ離すと、その場所に砂紋がひと模様。波紋・渦・流れから選べます。石の近くなら、どれを選んでいても石を囲むさざ波になります。
- 🧹 さらり、と整える砂をならす帯が上から下へ通り、溝が消えてまっさらに戻ります。整えた回数は盤面の右上に記録されます。
昼・夕・月で砂の色と時刻を変え、「保存」で庭を画像に、「シェア」で今日の庭を送れます。⛶ で全画面に。
つくりの話
開いた時点で、もう掃き清められている
まっさらな砂の板から始めると、最初に何を描けばいいか迷います。そこで、ページを開くと庭が自分で熊手を入れます。三つの石組みのまわりに4重の輪、残りの砂にはゆるく波打つ平行の筋。この作業は上から下へ約0.8秒かけて進み、熊手の先に淡い光の帯がついていきます。
描く前から庭が整っているので、最初のひと撫では「整った庭を乱す」行為になります。そのほうが指を入れる手ごたえがあり、整えるボタンの意味もはっきりします。どこかに触れた時点でこの自動の熊手は止まり、以後は手を出しません。
溝は「光」で彫っている
溝はくぼんで見えますが、描いているのは4本の線です。幅の広いぼんやりした影(くぼみ)、中心の濃い筋(溝の底)、左上にずらした明るい細線(盛り上がった縁に光が当たるところ)、右下にずらした暗い細線(光の当たらない側)。光は左上から差している設定で、石の明暗も同じ向きにそろえています。
砂そのものも一枚の色ではありません。上から下へ3色のグラデーションに、粗さの違う2種類のまだらと細かい砂粒を重ね、左上に光だまり、四隅に影を落としています。この地面は色を変えたときと画面の大きさが変わったときだけ描き直し、なぞっている間は溝の層だけを重ねるので、指の動きに描画が遅れません。
熊手は石の手前で止まる
本物の枯山水で石の際まで熊手を入れないように、溝は石に近づくと薄くなり、石の上には描かれません。石の縁から14ピクセルほど手前で薄れ始めます。タップのさざ波も同じで、輪が石にかかる部分は描きません。
石の配置は毎回同じです。左寄りに3つ、右下寄りに2つ、上のほうに小さな1つ、合わせて6つの石を3か所に組んでいます。配置はランダムではなく固定の並びから作っているので、昨日の庭と今日の庭を同じ条件で比べられます。
速く指を動かしても溝が途切れない
指をすばやく払うと、画面が受け取る指の位置はとびとびになります。そのまま点をつなぐと溝がかくかくするので、受け取った位置の間を6ピクセルごとに細かく分けて彫っています。対応している端末では、1コマの間に起きた細かい指の動きもまとめて受け取って使っています。
音は砂を引っかく雑音から作る
録音した音は使っていません。なぞっている間は、雑音を短く切った粒を最短50ミリ秒おきに鳴らしています。粒は低めの「ザッ」と高めの「サッ」の2つを重ね、音の高さを少しずつさまよわせるので、同じ音の繰り返しに聞こえません。速く動かすほど大きく、明るい音になります。
タップで砂紋を落としたときは水滴のような「ポッ」という音、整えるときは1.4秒かけて膨らんでしぼむ「さらり」という音を鳴らします。
整えるのは、ただの消去ではない
「さらり、と整える」は一瞬で消すのではなく、上から柔らかい帯が下りてきて、通ったところから溝が消えていきます。1秒ほどの短い時間ですが、自分で庭をならしている感覚が残ります。動きを減らす設定がオンの端末では、帯を出さずにすぐまっさらにします。
10回目、20回目と10の倍数で整えたときだけ、小さなチャイムが鳴り、右上の回数がふわっと光ります。にぎやかな演出は入れず、気づく人だけが気づく程度にとどめました。
楽しみ方
- 整えた庭を乱すところから:開いた直後の平行の筋を、一本の曲線で横切る。それだけで庭の表情が変わります。
- 石のまわりをタップしてまわる:3つの石組みを順にタップすると、それぞれにさざ波が広がって、庭の骨格がはっきりします。
- 爪を変えて描き分ける:広い面は七本で大きく流し、石の近くや細部は三本で。渦や流れの模様も、選んでいる爪の本数で太さが変わります。
- 夜は「月」で:砂が青みがかった灰色になり、部屋を暗くして眺めると落ち着きます。
- 考えごとの区切りに整える:ひとつ片づくたびに「さらり」。右上の回数が、その日の区切りの数になります。
- 全画面で没頭する:⛶ で盤面だけにすると、ページの文字や枠が目に入らなくなります。
よくある質問
砂の色を変えたら、描いた溝だけ前の色のままです
仕様です。まだ一度も触っていない庭は、新しい色で最初の模様を引き直します。ただ、自分で描いたあとに引き直すと作品が消えてしまうので、描いた溝はそのまま残し、砂だけを新しい色にしています。全部をその色でそろえたいときは、一度「さらり、と整える」でならしてから描いてください。
音が出ません
音は最初に盤面に触れたとき(または「さらり、と整える」を押したとき)に鳴り始めます。それまでは鳴りません。iPhone は本体の消音(マナーモード)がオンだと Web ページの音も鳴らないことがあります。
保存した画像はどうなりますか?
「保存」を押すと、砂・溝・石を合わせた今の盤面が PNG 画像としてダウンロードされます。画面の画素の細かさに合わせて書き出すので、スクリーンショットより細かく残ります。隅に小さくサイトの印が入ります。
整えた回数はどこに保存されますか?
整えた回数と「初めて来たかどうか」の印だけが、お使いのブラウザの中に保存されます。描いた砂紋は保存されず、ページを開き直すと最初の庭に戻ります。サーバーには何も送りません。
最終更新